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サメ
沖縄では1996年に宮古島でオオメジロザメによる死亡被害が、2000年にはやはり宮古島でサーファーがイタチザメによる死亡被害が、2005年にはおとなしいはずのネムリブカによる重症被害が確認されています。
対策としては、八重山漁港一本釣り研究会による、毎年平均100頭以上の駆除が行われています。 最大で600kgを超える巨大ザメも上がっているそうです。
ビーチでけがをした状態では泳がないことが一番です。
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スズメバチ
沖縄県にはコガタスズメバチ,ヒメスズメバチ,ツマグロスズメバチの3種が生息していますが,ツマグロスズメバチは宮古島以南の先島諸島に生息しています. その中ではヒメスズメバチが最も大型ですが性質はおとなしいようです。 それでも、一度刺激を受けた巣では攻撃性が高まっているので注意が必要です。
黒や黄色の服に付きまといやすいので、白い長そでを着用するようにしてください。
ハチに刺された時の正しい応急処置は抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を塗り、できるだけ早く医者に見せることです。
ハチの毒の怖さよりも繰り返し刺された人のアナフィラキシーショック(吐き気、むくみ、呼吸困難、意識喪失など)の方が命に係る危険があります。
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ウミヘビ
ハブの50〜100倍の毒を持つと言われています。
沖縄でダイビングをすると昼間でもよく見かけて驚かされます。
ウミヘビにも2種類あって、魚類のウミヘビと爬虫類のウミヘビに分けられ、魚類のウミヘビは毒がないそうです。
沖縄でよく見るウミヘビはエラブウナギ、アオマダラウミヘビ、イイジマウミヘビなどで、エラブウナギは神の島「久高島」では燻製にされておみやげに販売されていたり、イラブー料理としてレストランでメニューに出てきます。
ウミヘビに咬まれた人はあまりいませんが、少ない前例にてらし合わせると、咬まれて48時間以内に死亡に至っています。 もし咬まれたら早めに医療機関に行くしか手はないようです。
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ガンガゼ
ダイビングをしていてバランスをくずした時に手や足にガンガゼのトゲが刺さった思い出のある人もいると思います。
刺されると先端がおれて体の中に残ってしまうと少し厄介です。 食酢をかけると溶けていくといいますが溶けるには何日もかかります。
海中では集団で群れています。 しかも5個の青い点がまるでたくさんの目で睨まれているようで不気味です。 近づかないように気をつけることで被害を防いでください。
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ハブ
日本では最大の毒ヘビです。
沖縄本島と周辺離島にいるハブ、タイワンハブ、ヒメハブそして八重山にいるサキシマハブの4種類が生息しています。
昔は一年に500人以上が咬まれましたが、最近は100人程度に減少しています。 ハブの毒は出血毒で咬まれたら大きくはれ上がったり、筋肉組織が壊死したりします。 咬まれたら走らないでゆっくり病院に行き、血清を打ってもらってください。 傷口から心臓に近いところを指一本分の余裕を残して縛りますが、時々ゆるめてください。 毒を吸い出す専用の吸引器や咬まれても牙が通らない革製の長靴を用意すると安心です。
なお、久米島ではハブの死骸に限り買い取っています。
大小にかかわらず、ハブ1匹につき2000円もらえます。 ただし頭をつぶすなり等、処置をして持参して下さい。
久米島で車にひかれたハブを見つけた時はお金を拾ったと同じです。 お金は口座振り込みとなるそうです。
詳しくは久米島町役場 環境保全課:098-985-7126 持込は久米島クリーンセンター :098-985-8646
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